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ヒアルロン酸ベロテロ「BELOTERO](エセリス)の種類と注入部位一挙にご紹介☆
更新日:2015.05.10
記事カテゴリー:院長の症例解説
今日は当院で使用頻度の高いエセリス(ベロテロ)の注入部位と種類を一挙にご紹介したいと思います。
今年から取り扱いがアンテイス社からメルツ社に変わったのでそれと同時に名前がエセリスから「ベロテロ」BELOTEROになります。
↓
内容は全く同じで箱のパッケイジが違うのみです。
エセリスという名前がかなり浸透しているので混乱するといけないので、当院では当分「エセリス」と呼んでおります。
モノによってはエセリスの在庫がなくなったのでベロテロのパッケイジからお出ししますが、同じものなのでご安心くださいね。
それではベロテロシリーズをエセリスと比較しながらご紹介しますね。
まず
「エセリスソフト」 ⇒ 「ソフト」SOFT(ベロテロ)
小じわや目元(目の上、目の下、目尻)に使用します。(黄色丸のエリア)
このソフトはエセリスの中でも最も特徴的な滑らかでスムースなヒアルロン酸です。
このエセリスソフトが出るまでは、ヒアルロン酸もㇾスチレンしかなかったので、私も目元に注射するのは非常に苦労しました。
クリニックによっては「目元はやっておりません。」とかありました。
このエセリスソフトの登場で、鍛練すればどのドクターでもある程度なら目元に自然にきれいに打てるようになったといっても過言ではないかもしれません。
「確かにこのヒアルロン酸は滑らかだ!」と、エセリスを我々ドクターの中で有名にした功労者ですね。このエセリスソフトは。
目元以外では意外とおでこの小じわにも有効です。おでこもやはり凸凹しやすい場所なので、まだしわが浅い若い方ですとこの「ソフト」がいいでしょう。
そして つぎは、、
エセリス「ベーシック」 ⇒ 「バランス」BALANCE(ベロテロ)
このヒアルロン酸は中間的な柔らかさです。
打ち方によってはどの部位でもいけてしまうくらい守備範囲が広いです。
中程度のシワに有効です。年齢でいうと20代から40代前半くらいでしょうか。。
下図のオレンジの〇のエリアが推奨部位です。
このヒアルロン酸が得意とするシワの深さは化粧が夕方になると線のようになっている入ってくる感じのシワの深さです。
他のメーカーのヒアルロン酸より表面に打つことができるのでたるみで出来ているシワというより、表情筋の動きで出来る折り目のようなシワによいです。
そしてつぎは、、
エセリス「フォテリス」 ⇒ 「インテンス」INTENSE(ベロテロ)
このヒアルロン酸くらいになってくるとリフトアップ力が強くなってきます。
男性の深いしわや、ほほのたるみのあるようなタイプの方の法令線に適応があります。
これまたざっくり年齢でいうと40代前半から上の方は皆さんこれがいいと思います。
上の2つの「ソフト」、「バランス」のヒアルロン酸に比べて、ヒアルロン酸の濃度も高いので適量をちゃんといれると1年くらい持ったり、場合によってそれ以上持ちます。
赤紫の〇のエリアが推奨の注入部位です。
とくに深く刻まれている法令線のしわやゴルゴライン、深いおでこや眉間のしわに有効です。
このヒアルロン酸の特徴としては、ふつうのシワをリフトアップするようなヒアルロン酸は割と深いところに打たないといけない(結果としてシワの表面の折り目が消えにくい)のですが、このフォテリス(インテンス)はシワの表面近くにも打てるので、刻まれたようなシワをダイレクトに持ち上げることができます。
このような芸当は他のヒアルロン酸にはできないですね。
そして最後が、、
エセリス「モデリス」 ⇒ 「ボリューム」VOLUME(ベロテロ)
これはエセリスシリーズの中でもっとも濃い濃度のヒアルロン酸です。
ボリュームアップを目的として開発されています。
こめかみの窪みやほほの窪み、かなり深い法令線、鼻やアゴのプチ整形にも使用できます。
持続効果は最も長く1年から2年くらいになります。
推奨部位は青紫の〇のエリアです。
と、このような感じで考えてヒアルロン酸を注入しているのですが、やはり実際にはおすすめなども変わってきまので、
くわしくはカウンセリングの時にご説明させていただきますね。
その他のヒアルロン酸もありますし。。
注射でしわ取りにご興味ある方一度お気軽にご相談ください。