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二重モニターさん 他院OPE修正
更新日:2014.09.21
記事カテゴリー:院長の症例解説
今日は二重のモニターさんがご来院されました。
4か月まえに他院で二重の埋没法をされたそうです。
挙筋法で固定したとのことだったのですが、わずか3か月で片方ラインが消失してしまったようです。
元々は全くの一重だったそうです。
よく埋没法は、まぶたが厚いと取れやすいですか?とか言われるのですが、
確かに厚ぼったいと取れやすい傾向にあります。
あと他の要素としては、もともと一重の方が手術した場合は取れやすい傾向にあります。
あとはある年齢で二重になったり、目が落ちくぼんで二重から三重みたいになったり、まぶたが下がってきて二重から一重っぽくなったり、まぶたの状態も年齢とともに変化していきます。遺伝的要素が原因なのでご両親さんのどちらかに似るパターンになることが多いようです。現状だけでなく将来的な要素(どのように老けていくか)によっても取れやすさが変わってくると言えます。そのような将来的な面も踏まえてどのような術式がいいかをカウンセリングできたらと思っております。
他の質問として取れるときどんな感じで取れますか?というのがあります。
いろいろなパターンがあるのですが、比較的多いのがむくんだ日の朝ラインが薄くなっていて昼ごろまたラインがでてきて、というだんだんラインが薄くなるパターンがあります。
次に多いのが、突然とれてしまってもとに戻らないパターン、徐々にラインが薄くなってくるパターン等あります。
確率としては、手術法によっても変わってきてケースバイケースなのですが、わずか2%といったデータから結構多い30%というデータまでいろいろな統計があるようです。
私の経験値の印象としては、大方の方は一度の手術でずっと二重ラインはキープされますので、二重が戻ってしまうことを過度に心配しなくても大丈夫だと思います。
さて前置きが長くなりましたが、
今回は作った二重のラインが薄くぼやけてきて、さらにその上に他のラインが一本はいるパターンです。
ビフォアの写真↓
そして当院で手術後1か月です。
アフターの写真↓
ラインがすっきりシャープになりました。