サーマクールCPTは高周波治療であるため、肌質や患者様の体質を診療した上でのサーマクールの適応を判断することが重要となります。
表参道美容外科クリニックでは、顔の構造、筋肉の動き、たるみの進行度を総合的に判断し、サーマクールの適応やショット数、有効な範囲をご提案します。
もちろん、患者様のご要望やご希望はふまえてのカウンセリングになるので、なるべく分かりやすく丁寧にご説明致しますが、万が一、ご不安や不明な点などございましたら、何なりとご納得いくまでご質問くださいませ。
サーマクールはその照射法によっても効果に差が出ます。当院ではマルチパス・アルゴリズムをベースに日本人に合わせたオリジナルのスーパーマルチパス法で照射しています。気になる部分やお肌の状態、年齢によって照射範囲と出力を決定しています。
サーマクール認定医による照射デザインのスーパーマルチパス法と3.0cm2のビッグファーストチップ・サーマクールCPTとの組み合わせで痛みも少なく強力なたるみ改善が可能になりました。
高周波治療やレーザー治療に共通するアフターケアではありますが、熱エネルギーをあたえた部分に対して、クールダウンさせる必要があります。
また、照射部位は熱エネルギーの影響により、乾燥しやすくなっているので、ホームケアとして保湿を心掛けてください。
治療後の効果をキープするため、1年に1回程度の治療をおすすめしております。
サーマクールは高周波の一種であり、たるみの気になる部分にRF(高周波)エネルギーを与えることによって、お肌にハリや弾力、潤いを与えるコラーゲンの生成を促します。
たるみ改善やお肌のハリ、弾力を取り戻す効果、コラーゲンの生成による毛穴引締めなどの美肌効果を得ることが出来ます。
サーマクールCPTには、バイブレーション機能が付いています。照射と同時に施術部位に振動をあたえることにより、照射時の痛みを軽減させることができました。バイブレーション機能の搭載により、95%以上の方が「ときおり熱を感じるが、ほとんど痛くない。」と答えています。
また、当院ではクリーム状麻酔も用意しておりますので、ご希望の方はお申し付け下さい。
サーマクールは、ハンドピースの先端にトリートメントチップ(専用パーツ)を取り付け治療を行います。チップには様々な種類があり、皮膚の薄い目元用チップやボディ用など、治療部位や目的により適切なものを選びます。
サーマクールは、本体はもとより、チップの改良により、治療効果やスピード、安全性が大きく向上しました。
そして、10年以上の臨床データの積み重ねから生まれたのが、最新のトータルチップです。高周波の加熱範囲が2倍にまで拡大し、厚みのある皮膚組織への部分的な作用から、全体にアプローチできるように。同じ熱感でより高いタイトニング効果が期待できます。
メイクの汚れなどが残っていると、サーマクールの効果を低減させてしまう場合があるので、クレンジングからスタッフが担当し、しっかりと汚れを落としていきます。
本照射の前に、テスト照射を行います。
ドクターが設定した出力で問題がないかを確認した上で、部位全体にジェルを塗布し、本照射に入ります。
表参道美容外科クリニックでは、サーマクール認定医の管理の基にリフトアップ効果の高いマルチパス法にて照射を行います。
痛みや違和感を感じるようであれば、再度調整を行いますので、我慢せずにお気軽にお申し付けください。
対象部位の照射が完了したら冷却を行います。
冷却後は照射前に塗布したジェルを洗い流し、メイクをしてお帰りいただくことが可能です。
違和感がある場合はお気軽にドクターにお申し付けください。
この治療法で用いられる医薬品・医療機器は国内においては薬機法上の承認を受けていません。
入手経路等の明示
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。
・主要な欧米各国での使用状況(承認取得年月日、使用者数、副作用報告等)を含めた海外情報は以下となります。(2018年9月末時点)
<承認取得情報>
米国(FDA 2002年~)、EU、オーストラリア、カナダ、シンガポール、韓国、台湾等、その他、世界12ヶ国にて承認取得済です。
<潜在的副作>
火傷、皮膚表面の小さな凹凸、一時的な痒み、ヒリヒリ感、麻痺感、一時的な小瘤、一時的な紅斑、一時的な腫れ、色素増強、水泡形成、ヘルペスの発症(キャリアの方)。(Instruction for Use より)
<全世界納入台数>
(メーカー発表/シリーズ累計)・・・5,303台
<累計患者数>
(メーカー推定/シリーズ累計)・・・約2,000,000症例(2002年)
<副作用報告(FDA)>
既知の副作用報告34件(2017年度)
・製造元:SOLTA MEDICAL社(米国)