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長期持続型ヒアルロン酸 スタイレージ(STYLAGE)で 長持ち効果◎
更新日:2015.02.20
記事カテゴリー:院長の症例解説
今日は当院でも人気上昇中のスタイレージヒアルロン酸について書きたいと思います。
特徴としては抗酸化物質含有による従来のヒアルロン酸よりも長期持続と水素結合・静電気結合による滑らかさです。
注入されたヒアルロン酸は、酸化されて吸収されるので、抗酸化物質のマンニトール、ソルビトールが入っているとヒアルロン酸も分解吸収されにくくなります。
ヒアルロン酸の注入の仕方にもよりますが、ㇾスチレンなど第一世代は持続が3か月くらいですが、持続型だと普通のシワ用でも平均で1年くらい持ちます。
あとはその独自の架橋構造により滑らかでかつ必要なときには凝集性も保たれます。
滑らかだと何かいいことあるかというと、注入針が圧倒的に細い針を使用することができるのと、注入後に何か月も凸凹になったりしません。
せっかく入れたのに凸凹になっては意味がないですものね。。
凝集性が保たれるメリットは、シワを延ばす力が強いということです。
つまりしわがキレイに薄くなって、しわがあったことを忘れてしまうほどのキレイ仕上がりになるということです。
種類も豊富なのでいろいろな硬さがあるので部位や年齢、しわの状態によって使い分けます。
これは器械による計測結果です。右上に行くほど弾性と粘性がアップします。
簡単に説明すると
横軸の弾性 ⇒ しわや皮膚を 持ち上げる力
縦軸の粘性 ⇒ 広がりにくさ、凝集性
広がりにくさ(粘性)はプチ整形の鼻やアゴに注入する場合や、男性の硬い皮膚の深いしわに有効です。
しかしこの性質はもろ刃の剣で浅いしわに注入するとはふくらみとして感じてしまいます。
このグラフは、今回はスタイレージのみ載せてますが、各メーカーを比較したものを特別に見せていただいたのですが、それは非公開ということでしたので、アップできませんが、その内容としては、
今までいろんなヒアルロン酸を使用してきたその自分の印象とメーカーのマシーンでのテスト比較の結果が、ほぼ一致していたので、どのヒアルロン酸がどんな感じかはブログやカウンセリングを通して
伝えていきたいと思います。
第一世代のㇾスチレンは別として、
アラガンのジュビダームなど第4世代はグラフの形は似ていました。(特性のみで持続性ではありません。)
ところが、エセリスは独特のグラフの形をしていたのです。(いい意味で、驚愕の特性でした!)
その意味するものはまた機会があったら書きたいと思います。
結果としては、ヒアルロン酸のメーカーや種類によって注入層を変化させた方がよいということです。
注入層を変化させると仕上がりも変わってきますので、しわによってどのメーカーがベストかが変わってくるということなのです。
何?結局どっちがお勧めなの??と言われそうですが、どちらもお勧めなのです。
しかし、しわの状態によってお勧めが変わってくるので、そのあたりはご要望を踏まえながら、実際にしわを診させていただいてご案内させていただきます。
意外とお電話で「ヒアルロン酸注射は院長がやってくれるのかしら??」と聞かれることが多いのですが、全患者様私が担当いたしますので、曜日によって先生違ったとか、先生によって違うのよねーとか、ありませんので、ご安心くださいね。